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俺は二人の横を素通りして、コンビニの中に入った。
酒と、てきとーな菓子を買って来た道を戻る。
(あんな無邪気でガキみてぇーに笑えるの、ちょっとだけ羨ましいような気がしなくもない。
多分、俺の知ってる奴も持ってないような、俺にもないモノ持ってんのかな。)
『じゃあ、またな』
『おう、ばいばいっ』
後ろで聞こえる声。
コンビニの前に居た奴等か。
トコトコトコ…
どっちかの奴が、こっち方面なのだろう。足音が近づいてる。
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