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コンビニの前でタケと話してたら、同い年くらいの奴が入っていった。
俺が見た、そいつの第一印象は
一匹狼。
無口でCOOLな感じ。
人に心を開かないような、冷たい氷のような瞳。
「おう、ばいばいっ」
タケと別れて帰り道を歩く。
月明かりに照らされただけの路地裏を通る。
さっき見た、冷たい氷のような瞳をしたお前が俺の前を歩いてた。
(家、こっちなのか。
まあ関係ないけど。)
そう思いながら、
そいつの横を通りすぎたとき
夜風に混じって、そいつの香水のイイ匂いが鼻を掠めた。
そのとき不意に見た、お前の横顔に何故か惹き付けられる感じがした。
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