第三章 やんちゃ

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「…みーやん」 「…みーちゃん」 最初は何いってるのかわからなかった。 でも女の子がいつも「みーやん、ごはんだよ、おいで」と手を叩きながら僕を呼んだ。 そのうち僕の名前は『みーやん』だってわかった。 女の子の名前は美春で僕の飼い主、つまりご主人様だ。 名前がみーやんだってわかってから僕はごはんのたびに「ニャア」と返事をしながらはしっていくようになった。
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