第一章 出会い
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「この子一番大きくていい子だからこの子にしなさいよ」 「うわ~かわいい。私この子にします。」 「じゃあ袋にいれるわよ。」 ……バサッ……… 何が起こったの? 僕は鳴くことも忘れていた。 もしかしてこれがお母さんが言ってた巣立ちなのかな? じゃあセーラー服にまだ幼い顔立ちのこの子がご主人様になるの? ワクワクと不安でいっぱいだった。
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