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「はぁ。ため息しか出ないよ」
小声で、ポソリとつぶやいた。
時計を見ると、午前3時34分。タクシーを呼んで家に帰るか、それともこのまま朝までいるか、だ。
・・・・って言っても、あと数時間なんだけど。
(うーむ。。)
悩み始めて30秒後、私は再び電気を消して眠りについた。
判断理由としては、支度をしている間に部長を起こしてしまう可能性があるから。そうなったら、何言われるか(されるか)わからない。
それに、勝手に居なくなったら、どんな事言われるか(されるか)わからない。
あと、めんどくさい。非常に。
それに、これ以上何もされないであろうという確信があったから。
さすがにスーツは脱がされてたけど、下着はちゃんと身につけてたし。部長が自分の欲に簡単に負けちゃうような人だったら、服脱がせたときに襲われちゃってるだろうから。
不安要素がない事を確信した 私は、部長のいるベットにそっと戻ると、再び眠りについた――――
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