なっっっっっっがい一日。

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折角はじめた自問自答のクイズも、結局何の気晴らしにもならなかった。 私はバランスボール君を自分の下で転がしながら、真っ白な天井を見ていた。 (明日は、何が何でも聞き出さなきゃ。何であんなことしたのか。そしてやっぱり返さなきゃ、色々。) 白い天井の中に、いつの間にか、私は今朝の事を思い出していた。 今朝、私がシャワーを浴びた後、つまり午前6時40分頃。 なぜか頼んでもいない朝食が部屋に届いた。 心当たりのない朝食に、私が不信に思って尋ねた。 すると食事を運んできたボーイは、 「確かに、8076号室の篠原啓輔様よりご注文いただいております。」 と言って、私に朝食を持ってきた。 ここで断るのは、ボーイにとっても困る話だろう。と思い、仕方なくそれを受け取って平らげた。 朝食も美味しかった。洋食なのにも関わらず、落ち着いた味でくせが無く、後味もしつこくない。 でも正直、腑に落ちないことが多すぎて、あんまり美味しく食べられなかった。 昨日の夜とは違う。 そう、思ったんだっけ。 部長と話そうと思ってたんだ。でも、プレゼントされたスーツを着て、家に立ち寄る間も惜しんで会いにいったのに、何も言わずにいなくなるんだもん。 ・・・・もう、わけわかんない・・・・
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