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「ここは、私の父と母が始めてデートした場所なんですよ」
専属のソムリエが注いでくれたワインを片手に、部長が言った。
「へぇ。ロマンチックな話ですね」
「でしょう。だから僕も決めていたんですよ。自分から好きになった女性が出来たら、ここに一緒に来ようって」
「そうなんですね。」
「だから今日、美幸さんと一緒に来ることが出来て、とても嬉しいんです。」
「そうなんですか。」
「そうなんです。」
「そうなんですね、好きな人と・・・・・・ってえぇぇぇえぇ???!!!」
はいもう、突然すぎて訳がわからないんですけど。意味わからなすぎて気が付かなかったんですけど。
なんで、どうしてそうなるの?!そりゃ確かに、作者がこういう小説書き慣れてないってことは十分知ってるけど、でもでもでも!!
いきなりこの展開は、いくらなんでも早すぎない???!
突然すぎて頭が混乱している私に、部長は追い打ちをかけてくる。
「どうしてそんなに驚くんですか?あんなに愛情表現しててじゃないですか」
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