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幸「佐奈や~おにぎり作ったから食べなさはれ」
おばあちゃんは、おにぎりを三つ作って私にくれた
本当は夕飯前だから、あんまり食べたくないけど
私の仕事を心配して、作ってくれる
おばあちゃんのおにぎりは最高においしい!
だから、ダイエット中でも、ついつい食べてしまう
佐「ん~!幸ばあちゃんのおにぎりはおいしいね」
大きな口でおにぎりをほうばると、
顔をくしゃくしゃにして
喜ぶおばあちゃん
私もつられて、笑顔になる
幸「また…ネービが詰まってるんかね?」
佐「ネームやろ?(笑)大丈夫!幸ばあちゃんのおにぎり食べたから、もうスラスラ描けるよ」
おばあちゃんは、私の頭を撫でながら、
幸「すまんね…友達と遊びたい、時期なのに、ばあちゃんのせいで、遊びにもいけないから…寂しいじゃろ」
私の頭を撫でてくれた手を握り
佐「幸ばあちゃん?私はね…好きで幸ばあちゃんのそばにいて、好きで漫画を描いてるの、だからそんな事いわないで?」
幸「じゃが…」
ギュッとおばあちゃんの手を握り
佐「私は幸ばあちゃん大好きなの!ずっと一緒にいたいの…おにぎりだって毎日…楽しみにしてるんだから!」
おばあちゃんはにっこり笑い
私の顔についた、米つぶをとり
幸「かわいい孫のために、頑張って夕飯作ってくるさかい!待ってなさいね」
佐「うん!!」
私とおばあちゃんは、仲良しだ!
おたがいを助けあい、支え合い…
ずっとこうしてきた
長生きしてね……?
おばあちゃん
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