ダメなネーム

7/19

15人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
ダッシュで家につくと 美味しそうな、夕飯の匂いがした… さっきの怖さなんて忘れ 台所に急ぐ… 幸「ちょうどよかった!ご飯できたから、そこに座りんしゃい」 佐「うん!」 自分のコップとおばあちゃんのコップを用意して 席につく 机には、肉じゃがと焼き魚…そしてみそ汁 おばあちゃんも席に座り 二人で… 「いただきます」 美味しそうにご飯をほうばっていると、 幸「ネービはすすんどるんかえ?」 佐「ネームだってば!んー?今ちょっと悩み中」 幸「ネービは、いつもどんな事をかいとるんか?」 佐「………、まっいっか、ネームはね、私はよくファンタジーなの描いてる」 幸「ファンタジックスッテク?」 佐「あー、ごめん!現実でわ、ありえない話しの事だよ」 おばあちゃんは、お茶をズズズと飲み 幸「なら、次はみじかな事を描いてわどうじゃ?」 私は肉じゃがのジャガ芋を口に入れるまえに、落としてしまった 佐「あっ…芋が…」 幸「佐奈はいつも、現実に離れた事を描いているんじゃろ?…だったら次は現実にあった佐奈の話しを描けば、いいかもしれんぞ?」 ネームもよくわかってないおばあちゃんから まさか、まともにネタの話しをしてくるとは、思わず…つい、口をあんぐり開けてしまう 佐「…………コホッ!…身じかな事か…」 私は夕飯を食べ、 茶碗を洗いながら、 ずっとおばあちゃんが言った案を考えていた… 私がみじかにあった事…
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加