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ダッシュで家につくと
美味しそうな、夕飯の匂いがした…
さっきの怖さなんて忘れ
台所に急ぐ…
幸「ちょうどよかった!ご飯できたから、そこに座りんしゃい」
佐「うん!」
自分のコップとおばあちゃんのコップを用意して
席につく
机には、肉じゃがと焼き魚…そしてみそ汁
おばあちゃんも席に座り 二人で…
「いただきます」
美味しそうにご飯をほうばっていると、
幸「ネービはすすんどるんかえ?」
佐「ネームだってば!んー?今ちょっと悩み中」
幸「ネービは、いつもどんな事をかいとるんか?」
佐「………、まっいっか、ネームはね、私はよくファンタジーなの描いてる」
幸「ファンタジックスッテク?」
佐「あー、ごめん!現実でわ、ありえない話しの事だよ」
おばあちゃんは、お茶をズズズと飲み
幸「なら、次はみじかな事を描いてわどうじゃ?」
私は肉じゃがのジャガ芋を口に入れるまえに、落としてしまった
佐「あっ…芋が…」
幸「佐奈はいつも、現実に離れた事を描いているんじゃろ?…だったら次は現実にあった佐奈の話しを描けば、いいかもしれんぞ?」
ネームもよくわかってないおばあちゃんから
まさか、まともにネタの話しをしてくるとは、思わず…つい、口をあんぐり開けてしまう
佐「…………コホッ!…身じかな事か…」
私は夕飯を食べ、
茶碗を洗いながら、
ずっとおばあちゃんが言った案を考えていた…
私がみじかにあった事…
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