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佐「……みじかな事…昔の事…」
ベットの中で
ずっとおばあちゃんの言っていた事を気にしながら
眠りについた
朝、目が覚めると
おばあちゃんがファックスの前に立っていた
そしてファックスの紙をみてびっくりした顔をしていた
やばい…もしかしたら
あの、嫌がらせのやつかも
するとおばあちゃんは、太い黒のペンでその紙に何かを書き
またファックスに戻していた
だが、なかなか紙が中に入らないとぶつぶつ言っていた
多分、おばあちゃんはファックスに戻したら
送ってきた相手に戻ると思っているのだろう…
おばあちゃんはあきらめて自分の部屋に帰っていった
私は急いでファックスの紙をみたら
やっぱり嫌がらせのやつだった…
だが、いつもと違い
才能がないと書かれた字の上には、おばあちゃんが書いた字で
あ・る・!
と書かれていた…
佐「ぷっ…!」
最初はおばあちゃんがこんな事を書いてたのかと
笑っていたが…
だんだん私の目に涙がうかぶ……
佐「ありがとう…おばあちゃん…」
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