呪縛の首輪

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呪縛の首輪

(これであなたは 局長から解放されますよ) (おのれ――!!) (しかしこれはどうかな… 局長が瞬間移動して わたしの後ろに立ち チャキと首元に当てる (てめぇ!!卑怯だぞ) (動くなよ!! 動いたらコイツの 命はないと思え!!) 当の本人は動けなかった しかし次の瞬間、勝手に 口が動いていた (どうして…わたし なんか…狙うの?) (決まっている キサマの血で世界を滅ぼし我が帝国を築く為だ) そうなったら、お前は 俺の妃にしてやる) (えっ…妃…) わたしは戸惑ってしまった (わたしなんかより 他の人と結婚したら いいじゃないですか!!) (いいや。俺はお前を選ぶ (なんたってお前は純血の血の主だからな…)
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