呪縛された悪魔

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唯「じゃあ、栞に課題!」 栞「?」 唯「私にも読めそうな、厚さ薄めの、おもしろーい小説を探して来てください」 唯からの突然の課題。 しかし栞は、ぱあっと明るい表情になった。 栞「ジャ、ジャンルは何でもいい!?」 唯「うん。薄くて面白いやつね!」 栞「薄めなら、何巻かあるのでもいい!?」 唯「上中下巻くらいなら」 栞「うんうん!探して来るね!」 栞のテンションが上がる。 栞の頭の中では、すでにいくつか候補が上がっていた。 栞は、自分で本を読むのも好きだが、人に勧めるのも好きだ。 唯は、それを分かっていて、栞に課題を出したのだ。
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