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「ねぇ、アキちゃん」
「何?ハルちゃん」
駅のホームに2人の女子高生。
今は朝。
ホームに人が少ない事から、通勤ラッシュ前だとわかる。
早い時間だった。
「もう3年生だね」
「そうだね」
1人の言葉にもう1人が適当に相槌を打つ。
「テキトーに返事してない?」
ハルちゃんと呼ばれた少女はもう1人を覗き込む。
「!!」
もう1人の少女は顔を赤らめて顔を逸らす。
「そ、そんな事ないよ」
「ホントかなぁ~」
疑りの目でハルちゃんはアキちゃんを見た。
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