第2話 ミドル・ワールド

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  「おやおや、ドラゴン・ライダーだと名乗ったのは、そっちだろう?」    ユニスは苦笑した。   「それは、パンドーラが俺をドラゴン・ライダーだと言ったからだ。これがドラゴン・オーブだとも」    明比呂は胸にぶら下げた勾玉を手に取った。  勾玉は、明比呂の手の平の上で輝いていた。   「パンドーラ様がそれをドラゴン・オーブと言うからには、それはドラゴン・オーブであり、アキヒロはドラゴン・ライダーなのだろう」 「?」  いきなり豹変したユニスの態度に、翔は驚きを隠せなかった。  
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