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「おやおや、ドラゴン・ライダーだと名乗ったのは、そっちだろう?」
ユニスは苦笑した。
「それは、パンドーラが俺をドラゴン・ライダーだと言ったからだ。これがドラゴン・オーブだとも」
明比呂は胸にぶら下げた勾玉を手に取った。
勾玉は、明比呂の手の平の上で輝いていた。
「パンドーラ様がそれをドラゴン・オーブと言うからには、それはドラゴン・オーブであり、アキヒロはドラゴン・ライダーなのだろう」
「?」
いきなり豹変したユニスの態度に、翔は驚きを隠せなかった。
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