第2話 ミドル・ワールド

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  「さっきも言ったが、私はドラゴン・オーブの現物を知らない。だからそれがドラゴン・オーブだと言われても、はいそうですかと言うわけにはいかない」   「ごもっとも」    ユニスの言い分は、翔にも理解できる。 「しかし、《ホブゴブリン》との戦いで見せた二人の戦いぶりは信じるに足るものがある」 「だったら俺よりも翔の方が、よっぽどドラゴン・ライダーに相応しいぜ。俺なんか、ただ震えていただけだ」 「おいおい…」  
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