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弥生に続いて明比呂も矢を射たが、《ハーピィー》には当たらなかった。
「俺と明比呂じゃあ駄目だな」
弥生は弓道部の部長だからこそ、《ハーピィー》を射止めることができたのだ。
弓矢の扱いに慣れていない二人には無理があった。
「明比呂、剣で行くぞ。ついて来い」
翔が腰の鞘からライト・ブレードを引き抜いて走り出す。
「どうする気だよ?」
「空中戦をやる」
「どうやって?」
「こうやって!」
大地を蹴り、翔が跳躍する。
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