第3話 放浪の戦士

22/33
前へ
/1165ページ
次へ
   だが、自分の手勢には充分な弓矢がない。    この三人がいなければ、自分の手勢は全滅していただろう。    ユニスは、背中に冷たいものが流れ落ちるのを自覚していた。    そこに《ゴブリン》の群れがユニスたちに襲いかかってきた。    《ハーピィー》に上空から攻められてユニスの手勢は混乱し、そこを各個撃破するのが敵の狙いだった。    だが、明比呂と翔と弥生の活躍により、ユニスの手勢は密集して《ゴブリン》の群れを真っ向から迎え撃てた。  
/1165ページ

最初のコメントを投稿しよう!

136人が本棚に入れています
本棚に追加