第3話 放浪の戦士

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  「あれ、態度が違わない?」    自ら名乗ったユニスに対し、明比呂は不満を口にした。   「先に戦いぶりを見てるからな。ユニスだって結果的に俺たちを認めてくれただろう」    ユニスは根っからの戦士なのだろう。    相手の実力が分かれば、それ相応の対応をするのだと、翔は思った。   「俺の名はラルフ。見ての通り、放浪の身だ」   「私はこれから光明神の巫女を探す旅に出ます。あなたも人間なら、同行してもらえないだろうか」  
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