第3話 放浪の戦士

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   明比呂がユニスに詰め寄る。   「本当だ。パンドーラ様を探し、レジェンド・ファイター《ドラゴン》を見つける。アキヒロが真にドラゴン・ライダーなら、レジェンド・ファイター《ドラゴン》で暗黒神の軍勢を駆逐してもらう」   「よっしゃーっ!」   「やれやれ…」    脳天気に喜ぶ明比呂を眺めながら、翔は額の汗を拭った。   「何か心配ごと?」    そんな翔の横に弥生が現れた。   「心配ごとというか、分からないことがいっぱいだ。とにかく、今の俺たちは目の前のことに対処していくしかない。不本意だがな」  
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