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半覚醒状態の二人を来ヶ谷さんが連れて行く。
来ヶ谷「??…何をしている、鈴君、理樹君、君らも来るんだ」
理樹「えっ?僕も?」
鈴「あたしもか?」
少しびっくりしてしまう
来ヶ谷「当たり前だろう…バッターとピッチャー無しでどうやって守備練習するんだ?」
守備練習する気満々なの!?
来ヶ谷「理樹君ならちゃんと私達のいる方向に打ってくれるだろう?」
理樹「そ、そんなぁ💦」
鈴「…理樹なら打てる…あたしもがんばって投げるから、理樹もがんばって打て!」
少し照れてしまうが…
よし、やろう!
理樹「わかったよ。行こう!」
僕がバッターボックスに、鈴がピッチャーマウンドに立つ。
そして鈴と目を合わせて…
いい?
うん
いくぞ?
うん!
目線で会話をして…鈴が振りかぶる…
ヒュッ!
カィン!!
少し打ち上げてしまった、…
しかしボールは放物線を描きながらも小毬さんの方向、ばっちりだ。
ばっちり…
あっ…
ゴンッ!
小毬「ふぇぁぁ~!?」
半覚醒状態の小毬さんにはボールを受け止めるなんて至難の技だってことを忘れてた!
理樹「大丈夫!??」
小毬「ふぇ?何?びっくりしたよ~??」
どうやらボールにあたったこともわかっていないらしい…
怪我もないみたいだし…
理樹「ぼ、ぼーっとしてたら危ないよ?」
小毬「はぁい…がんばります~…」
ごまかしておこう…
今度からは来ヶ谷さんの方に飛ばさなきゃ…
謙吾「おぉぉ~~っ!遅くなってスマァァァァン!!」
謙吾がやってきた…
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