ミッションの始まり

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僕は今も思い出す あの「夢」のことを あの時間が止まった世界のことを 僕と「彼女」を強くしてくれた世界のことを… 「__き…」 そして 「__きっ!」 「僕」と「彼女」が救った「今の世界」があることを 真人「オイ!!理樹っ!!」 理樹「うわぁぁっ!??」 聞きなれた大声に目を開けると… 天井が 目と 鼻の 先に・・?? うわぁ…僕、浮いてるんだぁ ・・・・じゃないっ!!! 理樹「真人!??何してるの!?」 すぐに自分が真人に大きく掲げられていることに気付く。 真人「おっ…やっと起きたか、理樹…起きないならこのまま重量理樹スクワットするところだったぜ…」 理樹「僕で筋トレしようとしないでよ!!っていうか…うわっ…おろして!」 真人「お、悪ぃ悪ぃ……よいしょっと…」 さすが真人だ…僕一人を持ち上げるくらいたやすいんだ… しかし、真人に起こされるなんて…僕は寝坊したのかな!?? 慌てて時計を見る……え?四時!?? 理樹「どうしたの真人…こんな早くに…」 すっかり目は覚めたが、なぜか寝起きとは思えない疲労感を味わってしまった… 真人「いや、さっき恭介のやつが来てよ…」 理樹「恭介が?いったいどうして?」 いつものことだけど、また何かやろうとしているのか? 真人「野球の朝練をするんだとよ?」? 理樹「あ、朝練って…そんないきなり?どうして?」 真人は俺が知るかよ、って顔をする …まぁ確かに恭介が何をしようとしているかなんて、未だだれにも予測できないことなんだし… 理樹「じゃぁとりあえずグラウンドに行こうか…」
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