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別の小説である[キャバクラ、ヘルスの世界]の中で、出戻りすることになった要因について書きます。
DV=ドメスティックバイオレンス。
「相手を救うより、まずあなたが救われないといけない」
私はこの言葉を聞いた時、自分の置かれている立場に気付き涙が溢れました。
~出会い~
出会いが欲しくて掲示板に投稿しました。
めちゃめちゃメールが来る。
写メ付きやメアド付きで、もろアピール。
歳が二個上の鳶系の人とメールをすることになりました。
名前はU。
最初のメールのやりとりはもう覚えていませんが、写メを送りあいました。TOKIOの松岡似でした。
電話で話したりして数日が経過。
携帯代を気にして、家の電話からも彼の携帯へかけるように。
話しているときは全然普通の人でした。
とある日曜日。
会う事になったのです。
近くまで迎えに来てくれました。
一緒に動物園へ。
手をつなぐこともなく、適度に距離を保ち園内をまわった。
途中、ベンチに座り「俺どう?写メと一緒?」
『写メよりカッコイイよ』
「○○ちゃんもね!」
そのまま、近くでご飯を食べて送ってもらった。
…初日にチューをしてしまった。
帰り際、「付き合おう」と言われ頷いた。
ここまでは普通のカップルみたい…でもここからが豹変する。
Uは元からメールが多かった。私は、大学生だったから授業によってはメール出来たり出来なかったりがあった。
「○○ー」
「おーい」
「何してるの?」…10分起きにメールがくる。
適度に返信していた。
「俺の事そんなに好きじゃないんだね」
『違うよ、今授業中だもん。それくらいわかるでしょ?Uも仕事でしょ?』
「…鳶をバカにすんのか?」
私は、固まった。
えっ、キレるとこじゃないよ。
私はメールを無視して、返信しなかった。
数分後、鬼電!
仕方なく電話に出る。
『授業中だし』
「ごめん、怒ってる?」
『ううん』
「よかったぁ、また暇になったら連絡して」
こんな調子が続いた。
県外だったからか、それから会うこともなく喧嘩を迎える…。
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