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美「あたしがやるわ。どいて」
由季夜さんは渋々美波さんの言葉に従った。
美「てか、その女の子なに?」
美波さんは今更ながらに尋ねてきた。
由「そこの黒づくめのクソガキが拾ってきた」
由季夜さんがふてくされて答える。
影「由季夜!おりゃクソガキぢゃねぇ!ガキですらねぇぞ」
影次が噛みつくと由季夜さんは舌打ちして手をひらひらさせて流した。
美波さんはへぇ、としかいわなかった。
…ガキじゃない、か。
俺らはまだ、ガキなのだと気づいておくべきだったのかもしれない。
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