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ガンガンガン…
外の階段を駆け上がる、影次の足音が次第に大きく響く。
バンッ!
光「影次、お…」
影「この子、どうしよ!?」
…この子?
影次の方を見ると、小柄な少女───多分同い年くらいの───が背中に負ぶわれていた。
亜「誰!?てかどーしたんですか??」
影「来る途中、道の隅にうずくまってたから、声かけたら怪我してて…どうしたらいいかわかんねーから連れてきちまった。どーしよう(汗)」
慌てる2人を落ち着かせなければ、話しが進まない。
光「落ち着いて。まず怪我の様子を見よう。そこのソファに寝かせて」
俺の指示通りに2人は動いた。
由季夜さんと2人で、俺は手当てを始めた。
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