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予想なんてしてなかったし、したくもなかった。
理由も解らず始まるイジメは、突然始まった。
一番最初は、仲の良かったら奴らたちの態度が変わった…
「なぁ、みんな明日どっか行かねー?」
「行かねー。」
「あー…俺もパス。それでさー、阿部の奴がアホで…」
今思えば、昨日までは、きちんとした理由を言ったり、素っ気ない感じなんかじゃなかった…
でも、鈍感な僕はそんなことに気付きもせず、少しずつ離れていく友達や、クラスメートからの露骨にわかる悪口で
「あー…僕は今、イジメってやつにあってんだなあ…」
と、初めて確信した。
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