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電話を切り、亜紀のいる寝室へ向かう。
ドアが開き、ベットの上に座っていた亜紀がこちらを見る。
亜紀は、切なく不安でいっぱいの表情をしながら亮を見た。
「…大丈夫?昨日…」
昨日の話をしてくれると思った亮は直ぐに返事をした。
「大丈夫だよ!昨日どうしたの?ごめんね、聞けなくて」
少し黙ってから、ゆっくりと喋り始めた。
「…昨日………飲んで来たんだね……」
「えっ?」
思いもよらない言葉に亮は動揺した。
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