あの日アノとき

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昔から私はクリスマスが好きだった。 お母さんがいたあの頃、 その日はいつも忙しいお父さんが早く帰ってきてプレゼントをくれた。 私は嬉しかったんだ。 プレゼントが貰えた事じゃなくてみんなで笑っていた事が。 プレゼントを貰ったらお母さんが呼びにくる。 さぁケーキを食べましょう。ってその時のお母さんは少し誇らしい。 もちろんケーキは凄く美味しい! でもやっぱりケーキよりもお母さん、お父さん、お兄ちゃん、私で笑っていた事の方が何倍も嬉しかった。 もうお母さんは居なくなってお父さんは死んでしまったけれど。 今年はそんな事に負けない位にお兄ちゃんと楽しんでやろう! 四人そろっていた時位に笑っていよう。
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