六廻

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六廻

足音が反響する階段 不気味な雰囲気も高まる 登るとそこは戦慄の光景だった 絶望を絵に描いて額に入れたような姿を呈してる 一体どんな恐怖が襲いかかって来るのだろうか 恐れおののき引き締まる 歩を進め辺りに注意を払う埃に塗れ乱雑な部屋 暗中模索 独りってのが より不安を煽る 耳を澄ませ探索を続ける 一瞬たりとも気が抜けない そう ここは
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