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藤沢・眞鍋『おーい。』
(流石は愛媛選抜のホットライン!)って感じに手の振りがシンクロしている。
高萩『おはよ。
今日も、2人共元気だね。』
俺はいつもと変わらない挨拶をして、先に着いていた自動販売機にもたれていた。
藤沢『おっす。
やっぱり、朝は弱いのに起こされたよ…。』
藤沢は目を右手で擦りながら、まだ半分寝かけている意識を起こそうと頑張っている。
眞鍋『おはよー。
瞬の方が早かったな、こっちは直が起きないから』
眞鍋は俺にはにこりと笑うが、寝坊したのか藤沢を横目で睨みながら大きなため息をついていた。
(毎朝こんなバカな話しばかりして、俺らは成長しないな。)
2人のサッカーが上手いが俺と居るときは話題がなかなか会わない為、こんな事を思い話すのが日常になっていた。
ただ、こんな毎日は悪くなかった。
3人で居るのが楽しいのだ。
ただ、この時俺は一週間後に今後の人生を変える運命的な出会いをするとは思っていなかった。
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