第一話

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(そう言えば、本編を始める前に自己紹介がまだだった。) 名前…高萩瞬(タカハギシュン) 年齢…22歳 身長…178㎝ 体重…72㎏ 職業…プロサッカー選手 「サザン愛媛」所属 (日本プロリーグ二部所属) ポジション…ディフェンシブサイドバック(守備的サイドバック) 背番号…21 短大卒業から「サザン愛媛」に所属。 まだプロ二年目になる為、定位置を確保出来てないのが現状。 平均的にプレーに苦手が無い為、監督はコンバートも考えているらしい。 (こんなとこかな…。 よく自己紹介しながら、子供達に返す言葉を考えてるよ。 よく考えながら神経が図太い///) 俺は、少年の質問の答えを考えている。 サッカーと出会ってまだ7年になるが、「良いプレー出来たなぁ」っと思うプレーは少ない。 みんなに『プロ』って言われも、思い通りにはいかない。 サッカーボールを足でコントロールするのだから… 答えを考えながら、高性能パソコン並みの速さで頭をフル回転させていた。 その時… 中里『おい、瞬。大丈夫か?』 喋らず時間が止まった様に固まっていた俺を見て、隣の中里選手は声をかけたみたいだ。 俺は考え込んでいた事に気付いた。
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