動き始める偕堂グループ

3/5
前へ
/159ページ
次へ
秘書の藤本が心配そうな顔で歩み寄る。彼女とは出会って数週間で婚約をした 彼女の父親は大企業の藤本財閥の社長である。つまりは計略結婚みたいな物だ 藤本「英二……行っちゃうの?」 英二「……あぁ。俺の恩人が中で助けを求めてるんだ亜希、君は俺の帰りを待ってくれ」 藤本「…どうして貴方は危ない橋ばかりを渡るの? 英二……貴方達偕堂グループはニューヨークでの爆破事件だって合ったじゃない」 英二「分かってる…でもこれはどうしても、行かなくちゃいけないんだよ… 亜希、分かってくれ それと君のお父様にもこの事を伝えて置いてくれ」 藤本「良いの?お父様がなんておっしゃるか分からないわよ……」 俺は彼女を抱き締める 英二「大丈夫、帰ってくる結婚だってうまく行くさ 心配無い」 藤本「分かった英二の帰りを待つわ… 」 英二「有難う…」 俺は彼女の額にキスをして携帯とバイクのキーを持ち駆け足でエレベータに入る
/159ページ

最初のコメントを投稿しよう!

488人が本棚に入れています
本棚に追加