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秘書の藤本が心配そうな顔で歩み寄る。彼女とは出会って数週間で婚約をした
彼女の父親は大企業の藤本財閥の社長である。つまりは計略結婚みたいな物だ
藤本「英二……行っちゃうの?」
英二「……あぁ。俺の恩人が中で助けを求めてるんだ亜希、君は俺の帰りを待ってくれ」
藤本「…どうして貴方は危ない橋ばかりを渡るの?
英二……貴方達偕堂グループはニューヨークでの爆破事件だって合ったじゃない」
英二「分かってる…でもこれはどうしても、行かなくちゃいけないんだよ…
亜希、分かってくれ
それと君のお父様にもこの事を伝えて置いてくれ」
藤本「良いの?お父様がなんておっしゃるか分からないわよ……」
俺は彼女を抱き締める
英二「大丈夫、帰ってくる結婚だってうまく行くさ
心配無い」
藤本「分かった英二の帰りを待つわ… 」
英二「有難う…」
俺は彼女の額にキスをして携帯とバイクのキーを持ち駆け足でエレベータに入る
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