優先順位

5/6
前へ
/159ページ
次へ
総監室前の廊下には5人程の武装した若者が居た 外見から判断すると約 20~25歳だろう 心中、気が引けた彼らを撃つ事に自分が耐えられるかどうか…… 三人は壁に背を付けて総監室の廊下を警戒した 真野「さて、どうするか 相手は5人…… 」 土門「構わんさ奴らは敵だただ、撃つだけだ」 赤屋「しっ!しかし土門さんっ、彼らはまだ青年ですよ?」 土門「……だから何だ? 赤屋、お前まさかテロリスト達を撃つ事にビビッてるんじゃねぇよな?」 俺は土門さんに完全に心を読まれていた 土門「あぁいう、ガキ共が犯罪を次々に巻き起こすんだよ赤屋…お前には理解できないだろうがな」 真野「どうしてそこまで拘る?」 土門(友里奈……) 土門「行くぞ、例え奴らがガキでもテロリストだ」 土門さんは俺達に告げて 横に飛びながら前方の3人の首、肩、腹部を狙い撃つ 態勢を崩す彼らは銃を手放すが後方にいた 2人が銃口を土門さんへと向ける だが俺と真野さんが飛び出し一人ずつ撃ち援護をした そして総監室のドアの左右にそれぞれ配置に付き 土門さんがドアの目の前に立ち思い切り蹴り破った
/159ページ

最初のコメントを投稿しよう!

488人が本棚に入れています
本棚に追加