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剛は頭を面倒くさそう片手で掻きながら答えた
剛「わぁーったよ。全て事実だ赤屋、お前が俺を対象として捜査している
武器密売の件は全て本当だよ」
赤屋「何でその事を…あれは極秘捜査の筈だ」
剛は左に持つ銃は真野さんに向けたまま右の人差し指を俺の方に黙って向けてきた
赤屋「まさか……」
剛「そう、お前の背後に居る奴が全て捜査状況を俺達に流していた
だから俺もお前が尾行していた事に気付いたのさ」
赤屋「土門さん、アンタってひとは何処まで汚いんだ」
土門「ほざけ…お前に何が分かる? 今の警察は腐ってる奴らが多い……
嫌、多すぎるんだよ赤屋
お前はそれにまだ気付いていないだけだ。
権力で全てを闇に葬ろうとしている上の奴らは正義なんてこれっぽっちも有りゃしないんだよ赤屋」
赤屋「貴方と議論するつもりは無いですよ。
土門さん、だからって
クーデターを起こす事に疑問を持ったりしないのですか?」
土門「黙れ…」
土門さんの銃が激しく頭に突き付けられた。
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