488人が本棚に入れています
本棚に追加
銃を頭部に突き付けられた俺は全く身動きが取れなかった
その時だった… 真野さんが突然口を開いた
真野「女子高生殺傷事件…… 被害者は 土門友里奈だったか?」
真野さんが事件の事を話すと突然、標的を俺から変更して真野さんへと銃口を変えた
真野さんもまた、剛から土門さんに銃口を向ける
突き放された俺はテレビ付近に放り投げていた銃を拾いあげて銃口をどちらに向けて良いのか分からなかった
土門「何故、その事件の事を知っている?」
真野「調べたんだよ…土門という姓名が気になってな
すると…あの事件は調度、俺と猪野先輩が生活安全課に居た時の担当した事件だった
土門、お前は猪野先輩を殺したのは必要な犠牲だと言ったがそれは違うようだな
お前は始めから猪野先輩を殺すつもりで居たんだろ」
土門「くくっ…くははっ
こいつは参ったな!
完璧に俺の事を調べあげた様だな」
真野「当然だ。それにあの事件は俺も現場に付き添っていたからな当時、お前が
大学生だった頃…お前は俺の存在には気付いて無い様子だったからな」
赤屋「真野さん、それは本当何ですか?」
真野「あぁ…本当だ。
コイツはな大学を卒業してから権力に対しては絶大な恨みを持っていた」
土門「お喋りが過ぎるぞ💢真野っ!! お前の大好きな猪野先輩の後を追わせて野郎か💢 えっ!?」
俺は銃口を土門さんへと向けた
赤屋「そうは差せませんよ土門さん」
土門さんは首だけを後ろにずらして俺に語り掛けた
土門「お前に俺が撃てるか? 赤屋…」
赤屋「今の俺なら…貴方を撃てますよ土門さん」
話を聞いて今まで棒立ちだった剛は混乱していた。
最初のコメントを投稿しよう!