死と憎しみ

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廊下に一人立つ真野、彼は携帯を取り出し剛の死体の前で連絡を入れる 真野(俺だ…直人、土門は赤屋が処理した。此処からは俺が指揮を取る) 早見(土門さんが…紅影にやられたんですか?) 真野(そうだ直人、お前はこれから隆也と連絡を取りつつ行動しろ) 早見《分かりました… 戸田辰徳はどうしますか》 真野《出してやれそして事情を説明してから赤屋に会わせてやれ…… ククッ アイツは今や復讐者となったからな》 早見(貴方は恐ろしい人だ真野さん) 真野《それと戸田を釈放したと同時に関東強豪連合会を潰しに掛かるぞ 奴らは後々、面倒な存在になるからな》 早見《提案何ですが真野さん、それは外に居る隆也に任せてみてはいかがでしょうか? あいつは世間からは走り屋と言われてますが犯罪の プロですから》 真野《よし良いだろう… 総監は消したのか?》 早見(えぇ…ライブ映像を消したと同時に頭に一発食らわしてやりましたよ) 真野(良くやった。では後程会おう。赤屋も向ってるから俺も直ぐに到着する) 早見(分かりました…………ピッ) 真野は笑みを零しながら携帯をしまい。剛の死体に向かって呟いた 真野「これからが本番なんだよ柏木剛… 無駄死にだったようだな」 真野は赤屋を追う様、駆け足でその場から立ち去って行く。
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