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ゆ「えーっと。あっ、あったあった、俺『1‐C』だって。雅は?」
み「えーっと。私も1‐Cでした!やった、やりましたよ!行方君と同じクラスです!」
雅はそう言うと俺に抱き着いてきた。
ゆ「うわっ!雅、ここは学校だぞ、離れてくれ!」
み「すっ、すいません・・・行方君と一緒のクラスになれて凄く嬉しくて・・・一緒のクラスでなかったら無理にでも変えてもらうつもりでしたがボソッ」
ワーオ!!今凄い言葉が聞こえてきたよー!!雅ならこの学校、いや世界を思うがままに出来るだけの権力が有るからな。
雅の家は世界のトップに立つ『明日乃グループ』なのだ。
それを初めて知った時、思わず雅のこと『明日乃さん』って呼んだら「雅でいいですよ、行方君。そう読んでくれないと私・・・凄く悲しいです・・・」って言われたんだよな・・・今ではいい思い出だ。
?なぜ雅の家は金持ちなのに普通の家に住んでいたかって?それは、雅の両親が昔凄く貧乏だったらしく、金や物がある生活が苦手らしい。おかしな話だよな。
ザワ ザワ ザワ
?なんだ?周りが妙に騒がしい様な・・・
男A「あの子、可愛くね!」
女A「あの男子、スッゴく良いよね!」
女B「そうだねそうだね!」
男B「俺、あの女子より男子の方が好きかも」
あっちゃ~、やっぱりこうなったか~。
てか、最後の奴!!キモッ!!!
そんなことを心の中で叫んでいると雅が、
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