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み「沙雪ちゃんは、どうしたんですか?元気にしていますか?」と聞いてきた。
ゆ(よし。少しからかってみるか!)と思った俺は盛大に嘘をつくことにした。
ゆ「ウッ、実は沙雪は去年、交通事故で・・・」と泣きまねをして、俺はそう答えた。
み「そっ、そんな!沙雪さんが・・・」
えっ・・・信じちゃうの?マジで?
しんみりとした空気が場に流れはじめ本当のことを言える雰囲気ではなく、もう沙雪をこのまま亡きものにしてしまえと考えた・・・その時!
さ「勝手に私を殺すなーーーーーー!!!」と、言って沙雪は強烈な跳び回し蹴りを俺にくらわしてきた。
俺は、某龍玉の様に激しく吹き飛ばされ壁画に叩き付けられた。
ゆ「グァッ、カハッ!!ウッ、沙、雪・・・強く、やり過ぎ、だ!!」
さ「もともと悪いのはいっ君でしょ・・・?」
ウッ、言い返す事が出来ない。
み「それは確かに行方君が悪いですけれど・・・それでも沙雪ちゃんはやり過ぎだと思います!!」
雅・・・いい子やな~!!
そんなことを俺が考えていると
さ「確かにそうだけど・・・って、貴女だれ?」
み「覚えてませんか?私です!明日乃 雅ですよ!」
さ「へっ、雅ちゃん!?」沙雪は驚きのあまり素っ頓狂な声を上げた。
み「はい。明日乃 雅本人ですよ。お久しぶりです、沙雪ちゃん」
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