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NOーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
やっぱり聞かれてたのかー!!実際、読心術だから読まれるだけど・・・
俺がそんなことを考えていると、雅は口パクで俺にこう言ってきた。
''伝えたい事が有るので学校が終わった後屋上へ行きましょう''
ドクン
えっ、まさか・・・
''さっきの言葉、読心術何かではなくて、行方君の口から直接聞きたいんです''
雅は顔を紅く染めて俺にそう伝えてきた。
俺は、意を決して雅にこう伝えた。
''分かった、今日の放課後俺の気持ちを俺の口からつたえる''
~~~~~~~~~~~~
ゆ「ハァッ、言うことになっちまったな」
あの後、生徒が全然入って来ないことを訝しんだ教師が怒鳴り散らし、生徒は指示どうり体育館へと向かった。
入学式では、校長の長い話を睡眠と言うバリアで凌ぎきった。
そして今は、入学式も終わり教室へ戻るところだ。
ゆ「やっと終わった。はぁ~、肩凝った」
?「よう!久しぶりだな那瑠!」
ゆ「?」
俺は振り返り、声を掛けてきた人物を見た。
ゆ「やっぱりお前か、色文。今までずっと、家出して船に乗って、船から落ちて漂流して島に流れ着いて、美少女と過ごす筈が熊に殺られて死んだと思ってたんだが・・・違ったのか?」
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