プロローグ

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俺は懐かしい夢を見た。 俺達が初めて出会った。 あの日の夢を・・・ その日、昔の俺は、友達と家から10分ほどの距離がある公園へ野球をするために走っていた。俺は友達が少なかった。だから、俺は遅れないように一生懸命走っていた。 走っていたので公園に着くのが早く、俺は一番乗りで公園に着いた。時間もまだ集合時間よりも早かったので当然である。が、一人のはずなのにどこかから女の子の啜り泣くような声が聞こえる。何かと思い俺は声が聞こえる方へと歩み寄る。そこにいたのは・・・ 俺と同い年くらいのかわいい女の子だった。
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