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ゆ「雅、雅がこれ以上色文に頭を下げる必要はないと思うぞ。色文はもう気にしてないから」
い「勝手に人がどう思ってるか決め付けるな!まあ、確かにもう気にしてはないけどな・・・」
色文はそう言うと、
い「そういえば明日乃さんは、那瑠に用事があったんじゃないの?朝の話がどうとか言ってたけど・・・」
み「あっ、そうでした!行方君に用事があったんでした!」
い「ちなみに明日乃さん、朝の事って何なのかな?」
色文は厭らしい笑みを浮かべ雅に、にじり寄る。
み「み、雅でいいですよ。なっ、何でちょっとずつ近寄って来るんですか?」雅は苦笑いを浮かべながら後ずさる。
い「何でかって?それはね・・・君が隠し事をしている、か・ら・さ!!」色文は、そう叫ぶと雅に飛び掛かった!!
ゆ「危ない!雅!」
い「グヘヘ、那瑠河!俺は人間を辞めるぞ!雅ちゃん・・・覚悟ーーーーーー!!」
俺は立ち上がり、今にも雅に飛び掛からんとしている色文と雅の間に割り込むと、色文の腹に強烈なボディーブローを叩き込んだ。
い「グギャーーーーー!!我が一生に一辺の悔い・・・あるわーーーー!!」色文は断末魔をあげて倒れるかと思いきや、俺のボディーブローをギリギリのところで堪えた様だ。
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