第二章 今までの日常、今日からの非日常

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ゆ「そっ、それって・・・OKって事なのか?」 み「はい。これからよろしくお願いしますよ?行方君・・・いえ、行方・・・」 雅が 初めて 俺を ''行方''って 呼んだ・・・ ゆ「ああ、こちらこそよろしくな・・・雅・・・」 そして俺と雅は屋上の中心で抱き合った。 こうして、俺と雅は''友達兼好きな人''から''俺の恋人''になった。 ~~~~~~~~~~~~ み「あっ、あのね・・・行方・・・」 ゆ「なんだ?雅」 あの後、屋上で暫く抱き合っていたのだが、時間も時間だったので帰ることにしたのだった。そして現在に至る訳だ・・・ もちろん手を繋いで帰ってるよ?恋人繋ぎでね。 み「キス、しよ・・・///」 ゆ「えっ!へっ?ハア?キス!?」 み「声が大きいよ!行方!恥ずかしいなぁ~も~///」 ゆ「ああ、わるいわるい。それにしても・・・キスか・・・良いんじゃないか?俺達もう、恋人同士だし」 み「やった!わーい!」 恋人になって数時間だけど、どんどん新しい雅が見えてくる。 (俺って実は雅のこと、まだ全然知らなかったんだな・・・) 自分では、雅のこと分かってたつもりだったけど、今の雅を見ていると何もかもが新鮮に見えた。
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