第二章 今までの日常、今日からの非日常

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み「行方、私をずっーと待たせたんだからその責任をとって・・・。恋人やキスだけじゃなくて、私を行方のフィアンセにして・・・///」 ゆ「えっ!フィ、フィアンセ!!!///」雅のその言葉に、俺は大声を出してしまった。 ヒソ、ヒソ、ヒソ 主婦A「聞きました?奥さんフィアンセですって」 主婦B「まあ、最近の子はませてますわね~」 主婦C「でもあの子、行方君って確か高校生よね、なら大丈夫なんじゃないの?」 そんな声が回りから聞こえてくる。 み「行方・・・恥ずかしいよ~///」 ゆ「うっ、すっ、すまん雅・・・まあいいや!俺は雅のこと本気で好きだ、いや愛してる。だから・・・その・・・何だ・・・雅をフィアンセに出来るんだったら本望だ///」 うっわ。俺、今凄く恥ずかしいこと言ったよ/// あ~、穴があったら入りたい・・・/// み「行方・・・その言葉信じて良いんだよね!?」 ゆ「あっ、ああ」 すると、雅は携帯を取り出して、 み「お父様!行方が私をフィアンセにしてくれるそうですよ!えっ、リアルタイムで見ていたんですか?はい、分かりました、それでは」 ピッ ゆ「雅・・・電話の相手って、康牙(こうが)さん?」 み「はい!それと、『行方君はもう明日乃家の一員だからお父さんと呼んでくれ』だそうですよ!」
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