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ジリリリリリ・・・
バシッ!!
ガッシャン!!
?「あっ、また時計壊しちまったよ・・・」
オッす!俺、行方!高校生さっ!!(今日から)
ゆ「今日は、初めて出会った時の夢か・・・」
なぜテンションが低いかって?・・・低血圧なんだよ俺。
ドタ、ドタ、ドタ ガチャッ!!
?「いっ君ー起きてー!!そして愛する双子の妹におはようのキッs「俺はもう起きてる。それに、妹にキスなど絶対にしない・・・」え~~~」
こいつは、さっき言っていた通り俺の双子の妹の
那瑠河 沙雪(なるが さゆき)だ。家の母さんは、モデル雑誌の表紙になるほどの美人で人柄も良く(料理は全くといっていいほどのダメ)誰にでも優しい人である。
俺も沙雪もその母さんの血を受け継いでいる訳で、言ってしまえばルックスはかなりいいのである。
藍色を更に黒くしたような髪、白くきめ細かな肌、そして髪の色と同じく藍を更に黒くしたような瞳。違うところがあるとするならば性別と髪の長さくらいのものだろう。おかげで、男女問わず告白されたり、ナンパされたり、ラブレターをもらったりと中学時代は本当に大変だった。
まっ、そのおかげで俺達二人とも柔道等ではかなりの段を取れるくらい強くなったし。
「そんなに褒めても何も出て来ないよ~いっ君」
いきなりそんなことを言いはじめるお前は読心術でも使えるのか?
「お母さん秘伝の読心術だよ!」
マジで使えたのか・・・
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