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俺は、沙雪には今度から気をつけようと考えつつ身支度をするためにベッドから起き上がった。その際に「な~んだ。裸じゃないのか・・・残念」と聞こえたのは気のせいだと思いたい。
さ「いっ君!早く下におりて朝食たべよ!まっ、まさか朝食の代わりに私を食べr「バーカ!そんなこと有るわけねーだろ!つーかそんなこといきなりしたらこの小説が・・・」」
さ「なんの話?」
ゆ「いっ、いや。何でもない、とにかくお前は自重しろ馬鹿者が」
そんな会話をした後俺と沙雪は一階のリビングへ向かった。
リビングに入ると、既にテーブルには朝食が並べてあった。家は、母さんが料理を作れないので朝は沙雪が、夜は俺が食事を作っている。
朝食を食べ終えた後、俺と沙雪は家を出て、神奈木高校へと向かって歩きだした。
通学するための最短コースを、進んで行く俺の視界に公園が入った。公園には一人の少女が佇んでいた。
神奈木高校の制服を着た少女はただ桜を見ていた。
俺はその少女に話し掛けてみることにした。
ゆ「君、何してるの?」
?「えっ・・・その・・・桜を見ていたんです」と言って少女は振り返った。
驚いたさ。だって、その少女は・・・
俺がずっと待っていた、女の子。
明日乃 雅だったんだからな・・・
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