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オーファーは大きなベッドの上で目を覚ましました。窓からは小鳥の囀りが聞こえてきて、オーファーは何故だか嬉しくなり、飛び起きてベランダに出ました。
そこには小鳥が二羽いました。オーファーは小鳥を見つけると嬉しそうにニコッと笑い、ゆっくりと忍び足で小鳥に近づきました。
そして小鳥に手が届きそうになるまで近づくと、オーファーは更に笑顔になりました。そしてそーっと捕まえようとしました。
「オーファー。起きてるの?早くリビングに来なさい」
オーファーの母の声が聞こえました。そのせいで小鳥は飛んでいってしまい、オーファーは少し悲しそうな表情になりました。
「オーファー。起きてるの?」
オーファーの母がオーファーの部屋に来ました。オーファーは急いでベランダから部屋に戻りました。
「あっお母さん。今行くとこだったの」
「そぉ、それじゃあ急ぎなさい。もう朝ごはんだからね」
オーファーが焦って言うと、母はそう言って部屋を出てリビングに戻りました。
オーファーはすぐにパジャマを脱ぎ、服に着替えてリビングにむかいました。そしてリビングに着くと、すでにオーファーの父、母、兄が座っていました。
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