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「はぁ~」
俺は秋島浩人(アキジマヒロト)。
車に揺られながら俺はため息をついた。
5月という微妙な時期に親の転勤で学校を転校することになったのだ。
目的地まで3時間も掛かる片道を景色を見て暇つぶし。
「みんなに会いたいなぁ…」
クラスメートのみんなと別れてからテンションは下がりっぱなしだ。
そんな事を思っているといつの間にか眠りについていた。
『キィッ』
目的地に着いたらしい。
俺はお母さんに起こされいやいや起きた。
寝起きでだるい体を動かし、荷物を持って新しい家に向かう。
綺麗で案外新しそうな家だ。
階段を上り、自分の部屋に入る。
その荷物を置き、次の荷物を取りに行く。
段々荷物の多さに苛立ってきた。
15分後、荷物を全て運び終えた。
「あぁー疲れた…」
ベットに倒れてちょっと休む。
その後は晩飯を食べて、風呂に入り、自分の部屋に戻った。
明日は転校先の三月学園に行くのでその準備をした。
「学園ではゆっくりしたいな」
俺はそんな事を言いながらベットに入り、そのまま寝た。
だけど俺はこれから起こることに当たり前だか気付いてなかった。
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