プロローグ

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「…?」 ―――おかしいな…いつの間にこんな森の中に入ったんだ?というか、俺は街中を歩いてたハズ… そう思って立ち止まり、耳にかけているイヤホンを外して辺りを見回す 目の前にひろがるのは広大な森だけで、後ろを見ても先程来た道は無く、同じく幾多の木々だけであった ―――待てよ落ち着け…俺は買い物をしに行く途中だったよな…なんでいきなり森の中なんだ? 俺はしばらくその場で考えていたが、いくら考えても答えが出ないので考えるのを止める ―――俺が歩いてる間に何かあったのか? …とその時、誰かがこっちに向かってきてるみたいだ しかしその誰かは何か…いや明らかにあり得ない所があった 「…飛んでる?」
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