すれ違う気持ち

3/8
前へ
/136ページ
次へ
【え??なんで照れるの!?(・д・;) もしかして、一度は夢見る告白ってヤツ!!?? よりによって、相手は将介!?】 そんなことが、頭の中で駆け巡っている。 『…あのさ…。』 将介が口を開く。 『わわわわわわッ!!!待ってまって!!そそそ将介の気持ちゎありがたいけど、私そんな…』 顔が熱くなる。赤くなる瞬間が自分で分かる。 『は??俺なんか言った??』 ……。 あれ?? 『そぅいう話じゃなかったの??』 うっすら目をあけ将介に聞く。 『そぅいう話ってなんだよ。』 私の勘違いかよ!!! 恥ずかしくなって、うつむく。 『何??俺に告られると思った??(・∀・)』 将介がからかい口調で私に話す。 『ちッ!!違うってばぁぁ-!!』 恥ずかしくなって、将介をベシベシ叩く。 『でも、そう照れてる凛も可愛いな…』 将介が呟く。 私には、将介がなんて言ったのか聞こえなかった。
/136ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加