すれ違う気持ち

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『なんて言ったの??』 私が問う。 将介は、はにかんで笑う。 『なんでもねぇ-よ(笑)』 ちょっとそんな将介見て、ドキドキした。 将介とふたりでいろんな話しながら歩く。 学校のこともそぅだけど、それ以外のことも…。 『ってかぁ-。将介さっき何言おうとしてたの-??』 話をぶり返す。 すると将介は 『あぁ…。ちょっと気になる子に誕生日プレゼントやろぉ-と思って(笑)女の好みとか知らねぇし、頼れるのお前しかいないから…。誘った。』 真剣な目で私に話す。 『あと、母さんの頼まれごとの買い物(笑) さすがに、友達とは来れないし、来たくないだろ??(笑)』 一瞬でいつもの将介に戻る。 私も笑って、 『将介気になる子いるんだぁぁ-(笑)誰だぁ--??(笑)』 ちゃかしてみる。 『秘密だし(笑)』 ふたりして盛り上がる。 盛り上がる会話をしながら、ふと反対車線に目をやった。 お兄ちゃんが歩いている。 しかも女の子と…。 見たことない綺麗な人。
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