となりのお兄ちゃん

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『凛ッ!!朝からうるせぇ-ぞ(笑)』 お兄ちゃんが窓を思いっきり開ける。 これ、朝の恒例行事(笑) 『えへへ♥お兄ちゃんと朝のご挨拶がしたくてぇ-♥ごめんね☆』 私とお兄ちゃんの家はお隣。 お兄ちゃんの部屋の窓と、私の部屋の窓が近くて、窓を開ければ会話出来る距離なのです。 『だからって、わざわざそんなでかい声で、毎日毎日挨拶しなくてイィだろ↓↓(笑)』 『だからごめんってばぁ-(・∀・) ねッ!!今日も途中まで一緒行こ!!』 さらさら悪いと思ってない。 ただ、お兄ちゃんと朝一緒に学校行く約束したいから、それ優先(笑) 『凛…。悪いと思ってないのが見え見えだっての…。』 そんな私を見て、朝から肩落とし気味のお兄ちゃん。 でも、そんなお兄ちゃんは私しか知らないのが、なんとなく優越感に浸っちゃう。
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